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愛情は選ぶことから。ペットフードの裏側に隠された現実

粗悪なペットフードにご注意!

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昆虫食市場の拡大に伴い、コオロギ食の安全性に関する懸念が高まっています。人間が食べる製品と違い、爬虫類・両生類向けの製品には、品質管理の不十分さや原材料の不透明性など、看過できない問題が潜んでおり、病原菌や異物混入のリスク、有害物質の含有可能性など、ペットの健康を脅かす要因が存在します。小型の爬虫類は、わずかな汚染物質でも健康に深刻な影響を受ける可能性があります。大切なペットの健康を守るためにも、製品選びには十分な注意が必要です。
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爬虫類フードに潜む原材料の安全性

コオロギ食品の製造において、一部の業者はコスト削減のために小麦粉や大豆などの植物性原料を多く配合し、原材料の原産地や含有率が不明確なまま製品を販売しています。「国産」表記があっても、これは最終加工が日本国内で行われたことを示すだけで、原材料の原産地を保証するものではありません。

信頼性の低い国からの原材料を使用しているコオロギは、餌から体内に重金属などが蓄積する可能性があります。さらに、加工時の汚染によって有害物質が製品に混入するリスクも存在します。

エコロギーの対策について

餌の管理から検査まで一貫した品質管理を行っています

エコロギーでは、昆虫食に対する安全性の懸念を払拭するために、餌の管理から加工・検査体制まで一貫した品質管理を徹底しています。重金属汚染や寄生虫のリスクは、主に「餌からの蓄積・侵入」や「加工時の汚染」によって生じるため、それぞれの段階で厳格な対策を講じています。

昆虫の体内に重金属や有害物質が蓄積される主な要因は餌由来であることから、エコロギーではコオロギの餌を厳しく管理し、安全性を確保しています。具体的には、食品レベルの安全性を担保した餌原料を使用しており、食品会社からのフードロスを回収し、人間用の食品として管理されていたものを活用しています。また、農薬や重金属の基準をクリアした安全な原料のみを使用し、餌の保管環境を徹底管理することで、外部からの汚染物質の混入や細菌の繁殖を防止しています。

ペットフードの品質管理の実態

日本では爬虫類・両生類向けペットフードに対する法規制が十分に整備されておらず、品質管理が不十分な製品も市場に流通しています。GMP認証などの国際的な品質管理基準を満たしていない工場で生産された製品は、病原菌や異物混入のリスクが高まる傾向にあります。

このような状況は、飼い主が気づかないうちにペットの健康を脅かす恐れがあり、安価な製品を選ぶ際には特に注意が必要です。品質管理体制の透明性が確保されていない製品は、短期的なコスト削減につながるかもしれませんが、長期的には動物の健康被害やそれに伴う治療費などの追加コストを招く可能性があります。

エコロギーの対策について

加工から検査まで徹底した安全性の確保

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定期的に細菌検査を実施し、安全な製品であることを確認しています。[食品微生物センターの検査報告書]
エコロギーでは加工時のリスク管理として、GMP認証を取得した工場で食品レベルの高い衛生基準による加工を実施しています。過熱水蒸気による殺菌処理を行い、寄生虫や病原菌のリスクを除去しています。この方法は物理的な加熱殺菌のため、化学薬品を使用せず安全性が高いという特徴があります。

また、粉砕前に異物を目視でチェックして大きな異物の混入を防ぎ、粉砕後にも複数のふるいを通過させることで不純物を徹底的に排除しています。工場内は食品基準の管理体制を維持し、定期的に設備を除菌することで衛生環境を保っています。

さらに安全性の確認として、コオロギ粉末の重金属試験や細菌検査を実施し、安全性を数値で確認しています。鉛・カドミウム・ヒ素・水銀などの重金属検査を定期的に第三者機関に依頼し、基準値以下であることを確認するとともに、一般生菌・大腸菌群・サルモネラ菌などの微生物検査も顧客のリクエストに応じて定期的に実施し、製品の安全性を証明しています。