昆虫食性の小動物に最適な昆虫はどれ?〜高タンパクなコオロギが選ばれる理由とは?〜

昆虫食性の小動物に最適な昆虫はどれ?〜高タンパクなコオロギが選ばれる理由とは?〜

こんにちは、エコロギーラボ編集部です!

レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)をはじめとする昆虫食性の爬虫類にとって、どんな昆虫が“理想のごはん”なのでしょうか?
今回は、エコロギーが提供する「高タンパクコオロギ粉末」を中心に、よく使われる昆虫原料との比較を通して、最適なフードをわかりやすくご紹介します。

🟠 エコロギーのコオロギ粉末とは?

私たちエコロギーが製造している衛生管理済みのコオロギ粉末は、以下のような栄養バランスを持っています。

栄養項目 含有量(乾燥ベース)
粗タンパク質 58.1%
粗脂肪 24.0%
粗繊維 4.2%
粗灰分 7.5%
リン 0.85%
水分 6.2%

高タンパク・適度な脂肪というバランスの取れたスペックが特徴です。

🔍 昆虫原料との比較

昆虫 粗タンパク質 粗脂肪 備考
🦗 コオロギ(エコロギー) 58.1% 24.0% 高タンパク・中脂肪で主食向き
🐛 ミルワーム 20〜25% 13〜15% 低タンパク・やや高脂肪。おやつ向き
🐛 ハニーワーム 14〜16% 25〜30% 嗜好性高いが脂肪過多。肥満リスクあり
🐛 シルクワーム 約55% 約10% 低脂肪で消化に良いが入手性△
🪰 ミズアブ(BSF) 40〜45% 30〜35% カルシウム豊富・好みに個体差

✅ コオロギが“ちょうどいい”理由

  • 1. タンパク質が豊富:58.1%の含有量で成長や脱皮に必要な栄養をしっかりサポート
  • 2. 脂肪は控えめで安心:24.0%と適度なエネルギー量。肥満リスクを抑制
  • 3. 消化しやすくバランスが良い:繊維4.2%、リン0.85%。カルシウム添加もしやすい

🪰 ミズアブ(ブラックソルジャーフライ)も注目

ブラックソルジャーフライは、タンパク質40〜45%、脂肪30%以上、カルシウムが非常に豊富な注目昆虫です。
栄養価は高いものの脂肪が多いため、主食よりも補助的な利用がおすすめ。個体によって嗜好性に差があるのも特徴です。

🍽 「カナヘビバイト」はハイブリッド設計!

エコロギーの「カナヘビバイト」では、コオロギの高タンパクに加え、ミズアブの嗜好性とカルシウムをバランス良く配合。
食が細いカナヘビや偏食個体にも対応し、成長期〜維持期まで幅広く使えます。

  • 🦎 粉末状で与えやすく、水で戻してもしっとり
  • 🦎 成長と健康を両立した設計

🐊 まとめ:主食はコオロギ、好みに応じてミズアブも!

爬虫類の主食として重要なのは、「高タンパクで栄養バランスが良いこと」。その点でコオロギは最適。
一方で、ミズアブはカルシウム補助や好みに応じた補完食材として有効です。

👉 「カナヘビバイト」は、コオロギとミズアブのいいとこ取りをしたハイブリッドフード。
個体差に配慮したフード選びの一つの答えです。

エコロギーの品質の「こだわり」について

選ばれる理由 その1

コオロギの含有率が驚異の「90%」以上

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コオロギを90~95%(※1)配合した高品質な爬虫類向けフードです。開発段階で含有率50%、75%、95%の3パターンで実験した結果、95%配合の製品が最も優れた食いつきを示すことが判明しました。爬虫類は視覚よりも嗅覚を頼りに餌を認識する性質があるため、昆虫由来の豊かな香りが本能を刺激し、「餌」として認識しやすくなることで自然な捕食行動を促進します。
※1 クレスバイト など、昆虫以外の原料を成長ステージに合わせてバランスよく設計している商品もございます。
選ばれる理由 その2

鮮度がいのち。一貫生産と研究体制

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自社一貫生産体制により、収穫から加工までの時間を短縮しています。収穫した後は、すぐに氷締めを行うことで鮮度を維持し、コオロギの香りや風味を保持しています。この工程によって、一般的な昆虫原料と比較して香りが強く、食いつきの良い製品を実現しています。

早稲田大学や東京農工大学をはじめとする複数の大学と連携し、科学的根拠に基づく研究開発を推進しています。